【志貴毘沙門天 妙福寺】
商売繁盛、家内安全、厄除け。
毎月3日縁日開催。
勝運の神がいる寺。
秘仏の毘沙門天のご尊像は、飛鳥時代に仏法を篤く信仰した聖徳太子は仏教に理解のない物部守屋を討伐の折、祈念していると毘沙門天が形を現し太子に鏑矢を授けた。太子は仏賊を退治することができたので、喜びのあまり自ら彫刻したと伝えられている。
聖徳太子作として、日本三体毘沙門天の一体と称される。威光の異名を持ち、古来より勝運の神と崇められている。
経に「月の三日に参拝すると大福徳を得る」とある故、毎月三日、早朝より大般若祈祷を一日中厳修し、ご縁日を盛大に開いており境内いっぱいに露店が建ち並び活気にあふれている。
「繁栄の鐘」
楼門に吊るされた繁栄の鐘は、参拝客がいつでも撞くことができる。
所在地 碧南市志貴町二丁目61番地 電話 0566-41-0200
「祈祷内容」
商売繁盛・家内安全・家庭円満・厄除け・開運招福・身体健全・交通安全(車祓い)・子宝安産・七五三・受験合格・就職円満・良縁結び・大漁豊作・地鎮祭・スポーツ祈願・諸願成就・おみくじ・お守り・絵馬・御朱印・精進料理
「供養内容」
先祖供養・水子供養・動物供養・人形供養・命日供養・盆供養・彼岸供養・永代供養・納骨供養・通夜式・葬儀式・初七日法要・四十九日法要・年回忌法要
「おみくじ」
かつては難しい変体仮名で書かれていたので、「絵解き」と呼ばれる人におみくじの内容を読んでもらっていたが、今は誰でも読めるようになった。
「年中行事」
毘沙門天 祭礼(縁日) : 毎月3日
毘沙門天 新年祭 : 正月元日・2日・3日
毘沙門天 春季大祭 : 4月3日
毘沙門天 秋季大祭 : 11月3日
春彼岸供養 : 春分の日
お盆供養 : 8月9日
秋彼岸供養 : 秋分の日
「略縁起」
創建は、仁寿元年(851)大和国から当地に下向した荘司が、自ら信仰する毘沙門天を護持して草庵を結んだのが始まりと伝えられている。その後、国司の庇護を以って堂宇を建立、本尊に毘沙門天を安置して武運長久・万民安穏の祈祷道場として栄える。
やがて時代は戦国乱世、本能寺の変で、徳川家康公が岡崎城に向かう途中、当寺の毘沙門天に武運を祈念したとも伝えられている。妙福寺のもとは多聞山吉祥院妙福寺と云う天台宗の寺であったが、天正18年(1590)当時の大檀那生田新左衛門忠兼が法然上人に帰依し、中興開山に月翁上人を招請、現在は浄土宗西山深草派に属す。
「妙福寺 阿弥陀如来像」
ご本尊の阿弥陀如来像は、備後国福山城主水野日向守の家来浅沼作兵衛の寄進によるものである。
宗 派 浄土宗 西山深草派
本 尊 阿弥陀如来
「寺宝・文化財」
3000坪の境内には毘沙門天をはじめ、四天王・聖徳太子・阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来・地蔵菩薩・観音菩薩・閻魔大王・不動明王・風神雷神・稲荷社・春日社・びんずる尊・弘法大師(三河新四国霊場札所)
志貴毘沙門天 妙福寺は、多くの参詣者が訪れる
「人気のパワースポット」である。
運が開けたという人も多く、昔から大切にされている。
「おびんずる尊」
弘法堂の左におられる。釈迦の弟子であり、「なで仏」とよばれる。病んでいる部位をなでると病気が治るといわれる。
「抱き地蔵尊」
願い事や悩み事のある人がお参りをした後、木柵の中に安置されている石の地蔵尊を、柵の外側から手で持ち上げ、軽く抱きあげられる時は願望が成就する。しかし重くて抱き上げれない時は不成就の兆しであることを教えて下さる地蔵尊。
アクセス
住所
- 愛知県碧南市志貴町二丁目61番地 電話 0566-41-0200
交通
- 車で、阿久比ICから約30分・半田ICから約20分・豊明ICから約40分
- 電車で、名鉄三河線 碧南駅から徒歩約10分
- ふれんどバス:毘沙門停留所