真宗しんしゅう大谷派おおたには 龍蓬山りゅうほうざん 安專寺あんせんじ

所在地しょざいち  碧南市棚尾本町三丁目17番地
      電話 0566-42-5100
宗  派しゅうは  真宗しんしゅう大谷派おおたには
本  尊ほんぞん  阿弥陀如来あみだにょらい
創  建そうけん  長和ちょうわ5ねん(1016)
      創建千年そうけんせんねん(平成28年/2016年)
開  基かいき  源澂げんちょう
年中行事ねんちゅうぎょうじ
一月一月  修正会しゅうしょうえ(正月しょうがつ)
三月さんがつ  彼岸会ひがんえ祠堂法要しどうほうよう(永代経えいだいきょう)
四月しがつ  はなまつり・初参はつまいしき
七月しちがつ  はやおきかい
八月はちがつ  納骨法要のうこつほうよう・おぼん法要ほうよう
九月くがつ  彼岸会ひがんえ祠堂法要しどうほうよう(永代経えいだいきょう)
十一月じゅういちがつ  本山報恩講団参ほんざんほうおんこうだんさん
十二月じゅうにがつ  報恩講ほうおんこう

由緒ゆいしょ
平安へいあん時代じだい長和ちょうわ五年ごねん(1016)天台てんだい座主ざす慈恵じけい大師だいし直弟じきてい源澂げんちょうが、このてら創建そうけん天台止観寺てんだいしかんじごうした。十一世じゅういっせい慶鎮けいちんは、すべての人々ひとびと平等びょうどうすくわれる親鸞しんらん聖人しょうにん念仏ねんぶつおしえに感銘かんめいけた。
室町むろまち時代じだい応仁おうにん二年にねん(1468)二十三世にじゅうさんせ祐性ゆうしょう真宗しんしゅう一世いっせいは、三河みかわ下向中げこうちゅう蓮如れんにょ上人しょうにんより、南無なむ阿弥陀仏あみだぶつ真筆しんぴつ六字ろくじ名号みょうごうたまわり、浄土じょうど真宗しんしゅう帰依きえした。大永だいえい六年ろくねん(1526)二十六世にじゅうろくせい尊智そんち證如しょうにょ上人しょうにんより、一貫代いっかんだい本尊ほんぞんたまわった。二十七世にじゅうななせい興照こうしょうだい永禄えいろく年間ねんかん三河みかわ一向いっこう一揆いっきこり一時いちじこのはなれるが、二十八世にじゅうはっせい観應かんおうだいかえった。
教如きょうにょ上人しょうにん創建そうけん東本願寺ひがしほんがんじぞくし、江戸時代えどじだい天和てんわ二年にねん(1682)三十三世噌吟さんじゅうさんせいそぎんだい木仏もくぶつ本尊ほんぞん安專寺あんせんじ寺号じごう本山ほんざんより御免ごめんされた。
三十五世さんじゅうごせ圓説えんせつは、安永あんえい五年ごねん(1776)平坂へいさか鋳物師いものじ太田おおた庄兵衛しょうべえ正次まさじ依頼いらい梵鐘ぼんしょう製作せいさくした。この梵鐘ぼんしょうは166年後ねんご昭和しょうわ十七年じゅうしちねん(1942)戦時せんじ供出きょうしゅつ余儀よぎなくされたが奇跡的きせきてきのこり、平成へいせい二十三年にじゅうさんねん(2011)えんあって当山とうざんもどる。現在げんざい平和へいわ希求ききゅうする教材きょうざいとして堂内どうないかれている。
明治めいじ五年ごねん(1872)三十九世さんじゅうきゅうせい圓順えんじゅんは、廃仏はいぶつあらしなか先達せんだつ法義ほうぎ相続そうぞくあつかいねがいをけとめ、住世じゅうせ過去帳かこちょうす。その大正たいしょう昭和しょうわと、戦争せんそう三河みかわ地震じしん伊勢湾いせわん台風たいふうなど幾多いくた困難こんなんえ、昭和しょうわ三十八年さんじゅうはちねん1963本堂ほんどう再建さいけんされた。
そして、平成へいせい二十八年にじゅうはちねん(2016)創建そうけん千年せんねん節目ふしめねんむかえた。当山とうざんなが法義ほうぎ相続そうぞく歴史れきしから、このてら念仏ねんぶつひと聞法もんぽう道場どうじょうでありつづけることがねがわれている。

創建千年記念行事「深く」「広く」「親しく」

「深く」
お念仏の教えを、わが身に深くいただき次世代に手渡ししていく。
「墨書六字名号」
(市指定文化財/指定年月日 平成26年3月28日)

梵鐘ぼんしょう  (市指定文化財/指定年月日 平成26年3月28日)

この梵鐘ぼんしょうは、安永5年あんねいごねん(1776)に平坂へいさか鋳物師いものじ太田庄兵衛おおたしょうべえ(4だい)正次まさじ製作せいさくしたもの。
この地域ちいき鋳物産業いものさんぎょう発展はってん寄与きよした太田庄兵衛おおたしょうべえ現在げんざい確認かくにんできる作品さくひんのうち、市内しない現存げんぞんする最古さいこのものである。
【WEB公開】
安專寺 千年物語

「広く」 お寺の千年の歴史を、世代を越えて広く知っていただく。

安專寺あんせんじ 千年物語せんねんものがたり」平成28年(2016年) 

  • 原作げんさく     磯貝いそがい国雄くにお
  • 脚本きゃくほん     安藤あんどう智彦ともひこ
  •        杉浦すぎうら友紀ゆき
  • 発行はっこう     安專寺あんせんじこどもかい
  • 発表はっぴょう     平成28年7月26日

したしく」
門徒もんとみなさんにおてらしたしんでもらい、気楽きがるつどえるおてらにしたい。

今、いのちがあなたを生きている
気楽につどえる
安らぎのお寺

アクセス

住所

    碧南市棚尾本町三丁目17番地 電話 0566-42-5100

交通

  • 車で、阿久比ICから約30分・半田ICから約20分・豊明ICから約40分
  • 電車で、名鉄三河線 碧南駅から徒歩約10分